大窓・剱北方稜線ルート

ルート名 大窓・剱北方稜線ルート
(今回は大窓までの偵察のみ)
山行日 2014.09.14
コース
タイム
1日目
馬場島4:00-雷岩6:00-西仙人谷出合8:00-大窓11:00/15-馬場島17:30

ルート概略図


<池ノ谷出合い>
早朝ヘッドライトを点灯しながら、高巻きをして池ノ谷出合いに到着。

沢を通れば時間短縮になるが、夜の渡渉は危険なので。
<雪渓>
雷岩も素通りして、上へと目指します。

途中崩れかけた雪渓近くを通るので緊張しますが、アイゼンが必要なところはありません。

<二股>
東仙人谷、中仙人谷、西仙人谷の二股に差し掛かる。

時折ガスが発生して、行く手を阻む。

<西仙人谷出合い>
西仙人谷出合いの滝を左から登り、中仙人谷に入る。

沢の水量はグッと減りますが、もろい岩が多く、足場に気をつけて登る。
<大きな目印>
中仙人谷を上り詰めると、大岩に書かれた「大窓行き」の目印が現れ、ココから林の中へと入る。

踏跡はしっかりあるため、ルートから大きく外れる恐れはありませんが気を抜かずに。

<鉱山跡>
途中モリブデンを運んだ鉱山跡の人工物が現れ、1時間も登れば大窓にたどり着きます。


<お地蔵さん>
お地蔵さんが置かれた平たい場所が大窓デス。

なお、ビバークポイントはこのお地蔵さん前と、鉄板が打ち込まれた大岩の裏側の2箇所あります。

<大窓雪渓>
大窓稜線の真下には、大窓雪渓が広がっています。

ココを下り、小黒部沢を登り返し、池の平小屋を行くルートもありますが、距離はかなりありますね。
<赤ハゲ、白ハゲ方面>
赤谷山〜白萩山〜赤ハゲ〜白ハゲと続く稜線。

踏む跡が少なく迷いやすいルートですが、紅葉時はとてもキレイです。

<大窓ノ頭、池平山方面>
大窓ノ頭〜池平山〜小窓と続く稜線。

池平山手前は完全なクライマールートで、偵察してみたかったが時間切れ・・・

<大窓について>
大窓真下の中仙人谷は遠くからだと、かなりの急斜面なガレ場に見えますが、実際はそれほどでもありません。

しかし、天候が崩れた際の非難する場所がほとんど無く、好天時に登ることをお勧めします。