焼岳山頂 de ご来光を

【日時&場所】
2019/02/02-03
中の湯温泉〜広場〜焼岳〜広場〜中の湯温泉

【コースタイム】
1日目
9:00 中の湯温泉
12:00 広場
13:00 標高2250m

2日目
5:00 標高2250m
7:00-7:30 焼岳2455m
10:30 中の湯温泉

【コメント】
焼岳 1泊2日の登山。
この時期 日帰り登山では登頂は難しいので、いつものように雪洞泊し、翌朝の雪が締まった早朝にアタックをかける計画。
中の湯温泉からスタート、森林を抜けて開けた広場から少し登った標高2050mまではしっかりトレースは残っていたが
その上は案の定 深い雪に覆われたラッセル地獄・・・日帰り登山者の多くはここで時間切れ/引き返していた。
私は標高2250mの稜線まで登って雪洞堀り、今夜はここでビバーク。

時間はたっぷりあるので今回は料理に専念、パエリアを作ってみた。
作り方は至って簡単で、手順は以下。
@フライパンに米を敷く
Aコンソメ・ニンニク・ターメリックを混ぜる
B水を注ぐ
Cパプリカ、エビ、アサリを上に並べて蓋をする
D固形燃料に火をつけ、15〜20分放置すれば完成

雪洞内に香りが立ち込め、食欲がそそられる。なかなかの出来栄えデス
(雪洞泊のように時間を持て余す際には、固形燃料はオススメです)

食後はお目当ての星空撮影の予定でしたが、吹き付ける風がとても強く、体感温度はマイナス20度ぐらい・・・
カメラが誤作動を起こすほどのため、早めに就寝(爆睡)。

翌日は日の出前から登り始め、山頂でご来光を。
霞沢岳の稜線から日が昇り、辺りの乗鞍岳、奥穂高岳、笠ヶ岳のそれぞれピークが朝日に染まり、
まさに自然が作り出す芸術作品。
遠くには雲海が広がり、その先に真っ白な白山までも望める好条件。
優雅なひととき、誰もいない白銀の焼岳山頂をひとり締めデス。


寒い朝

水滴がポツリポツリ

木々の隙間から霞沢岳が見えて来た

視界が開け、広場に到着

ここからは上はキツいラッセル

雪に覆われた上高地が見下ろせる高さまでに登ってきた

名物 焼岳の噴煙が見えてきた

海老尾が形成しつつある

芸術曲線

岩場を抜けて

このポイントで雪洞泊

ちょっと贅沢なパエリア

うまい〜♪

雪洞内でまったり

外は一面 星空に覆われ、とてもキレイ

しかし、気温マイナス20度と超寒い


霞沢岳の稜線から日が昇り

乗鞍岳が朝日に染まり

時より吹き付ける突風に固まる(笑)

とらえた奥穂高岳、とてもキレイ

登頂し記念撮影

冬でも活発な火山口

笠ヶ岳はすっぽり雪に覆われ

遠くには雲海が広がり、その先に真っ白な白山




焼岳山頂からの眺め