ワラビ 採取

毎年恒例の山菜/ワラビ採りのために、山へ散策。
いつもの山陰に群生していて、直ぐに袋いっぱいになってしまいます(笑)
好物だけど、アク抜きに手間がかかるのがワラビの欠点ですねぇ(涙)

なお、一般的に山菜のアク抜きは、水に浸けていれば抜けます。
それはアクの成分の多くは水溶性で水に溶けやすいからです。

しかし、ワラビなど繊維の多い山菜には、水だけではアク抜き出来ず、重曹(炭酸水素ナトリウム)を
使用することでアク抜きが可能です。
重曹はアルカリ性のため中和しやすく、また煮ることで更に繊維を軟化させることが出来るからです。
また、長時間煮込まない軟化しない豆類も、重曹を加えると短時間で軟らかくなります。

なお、重曹を使わなかった昔は、木灰(アルカリ性)を使用してワラビをアク抜きを行なっていました。
今以上に手間がかかっていたんですねぇ、大変だぁ

重曹で茹でたワラビは、そのまま一晩浸けておき、翌日水分をとって天ぷらに。
手間はかかるけど、自然の食材はやっぱり美味しいですねぇ♪




天ぷら